小児科医は、言葉をうまく話せない子どもたちの様子や表情を読み取って病気を治療しなければなりません。
神奈川県にある藤沢市民病院の小児科で働く、塩谷裕美さんは小児科医として2年目の若手医師ですが、救急、一般外来、入院患者の主治医などをこなします。
勉強会では小児科医と他職種の連携についてお話を伺いました。
高増さんは神奈川県立こども医療センターアレルギー科の医師で、小児アレルギーを専門と
されています。特に小児の食物アレルギーへ対応では、医師だけではなく栄養領域との連携も
不可欠です。また食物アレルギーのお子さんはアトピー性皮膚炎を合併することが多く、看護領
域でもそのケアが重要になります。
また高増さんは神奈川県立こども医療センターの栄養サポートチーム(NST)でもご活躍され
ています。
森先生には予防接種で予防できる病気に関して総論・各論にわけてわかりやすいお話を頂戴しました。
予防接種の重要性を改めて認識させられる講義でした。
小児救急の場面において必要とされる看護師の技術などを実例を中心にお話を伺いました。
実際現在のNICUで行われている母乳育児支援についてお話をいただきました。 早産児こそ母乳育児が重要です。NICUで行われているサポートの実際など、NICUに関連する話もいくつか例示していただきました。
発達障害をもつお子さんを理解する視点や、そのお子さんをどのように連携して支えていくかについて具体的なお話を伺いました。
栄養についてのわかりやすい講義のあと、臨床事例の提示、そして栄養領域からみた多職種連携についてお話をいただきました。
小児専門病院での理学療法士の経験から他職種との連携を考察され、のちに長年の経験から得られた理学療法の知見をわかりやすくお話しいただきました。
ペアレントトレーニングの一つである〜Triple P〜の解説と三浦市への導入についてお話をいただきました。
高齢者福祉分野の視点から、サービスをつなげあわせる介護支援専門員の役割と連携に関する実際のお話をいただきました。
「多職種連携はなぜ大事なのか?」という原点に振り返り、多職種連携の必要性を考える一方で、ケースカンファレンスだけで満足してしまう形骸的なチーム医療にも注意しなければならないと言うことを指摘されました。
小児に接種されるワクチンの接種率向上のための多職種連携アプローチについてお話しいただきました。