過去の勉強会(講師のご所属、紹介内容は当時のものです)

第1回勉強会 「小児医療における小児科医の役割」

塩谷裕美氏(藤沢市民病院 小児医療センター 小児科医)

小児科医は、言葉をうまく話せない子どもたちの様子や表情を読み取って病気を治療しなければなりません。 神奈川県にある藤沢市民病院の小児科で働く、塩谷裕美さんは小児科医として2年目の若手医師ですが、救急、一般外来、入院患者の主治医などをこなします。 勉強会では小児科医と他職種の連携についてお話を伺いました。

第2回勉強会 「子どもの医療における栄養に関しての 他職種連携〜食物アレルギーを中心に〜」

高増哲也氏(神奈川県立こども医療センター アレルギー科医長 小児科医)

高増さんは神奈川県立こども医療センターアレルギー科の医師で、小児アレルギーを専門と されています。特に小児の食物アレルギーへ対応では、医師だけではなく栄養領域との連携も 不可欠です。また食物アレルギーのお子さんはアトピー性皮膚炎を合併することが多く、看護領 域でもそのケアが重要になります。  また高増さんは神奈川県立こども医療センターの栄養サポートチーム(NST)でもご活躍され ています。

第3回拡大勉強会 

「横浜市の児童虐待の現状と小児救急拠点病院の役割」

鏑木陽一氏(国立病院機構横浜医療センター小児科 部長)

「子どもの医療における他職種連携〜社会福祉からのアプローチについて〜」

神奈川県立保健福祉大学 学長 山崎 美貴子氏

「命の大切さ 小児のグリーフケア」

小さないのち・グリーフケア研究会 代表 坂下ひろこ氏

第4回勉強会 「医療従事者が受けるべき予防接種〜保育関係者・教育関係者も含めて〜」

森 雅亮氏( 横浜市立大学大学院 発生成育小児医療学(小児科)准教授)

森先生には予防接種で予防できる病気に関して総論・各論にわけてわかりやすいお話を頂戴しました。
予防接種の重要性を改めて認識させられる講義でした。


第5回勉強会 「小児救急における看護師の役割」

山田氏 (総合病院救急小児科勤務看護師)

小児救急の場面において必要とされる看護師の技術などを実例を中心にお話を伺いました。


第6回勉強会 「母乳育児支援について〜多職種連携の重要性とは〜」

西田俊彦氏 (東京医科歯科大医学付属病院小児科 NICU担当 小児科医)

実際現在のNICUで行われている母乳育児支援についてお話をいただきました。 早産児こそ母乳育児が重要です。NICUで行われているサポートの実際など、NICUに関連する話もいくつか例示していただきました。


第7回勉強会 「発達障害の子どもを支援する〜医療・保健・福祉・教育の連携を含めて〜」

阿瀬川 聡美氏 (汐入メンタルクリニック 小児精神科医)

発達障害をもつお子さんを理解する視点や、そのお子さんをどのように連携して支えていくかについて具体的なお話を伺いました。


第8回勉強会 「多職種共同で行う臨床栄養の実践」

原田早織氏 (神奈川県立こども医療センター 管理栄養士)

栄養についてのわかりやすい講義のあと、臨床事例の提示、そして栄養領域からみた多職種連携についてお話をいただきました。


第9回勉強会 「小児の理学療法〜多職種連携を含めて〜」

平井孝明氏 (神奈川県立こども医療センター 理学療法士)

小児専門病院での理学療法士の経験から他職種との連携を考察され、のちに長年の経験から得られた理学療法の知見をわかりやすくお話しいただきました。


第10回拡大勉強会

小児科医が行う地域の子育て支援 〜地域資源との連携を含めて〜

小澤 礼美氏 (三浦市立病院小児科 小児科医師)

ペアレントトレーニングの一つである〜Triple P〜の解説と三浦市への導入についてお話をいただきました。


ケアマネジメントにおける多職種連携の実際〜 小児医療における連携のヒントとは?〜

色部 恭子氏 (木村整形外科リハビリデイセンター 介護支援専門員(ケアマネージャー))

高齢者福祉分野の視点から、サービスをつなげあわせる介護支援専門員の役割と連携に関する実際のお話をいただきました。


小児医療における多職種連携〜看護師の役割〜

有田 直子氏 (小児専門看護師)

「多職種連携はなぜ大事なのか?」という原点に振り返り、多職種連携の必要性を考える一方で、ケースカンファレンスだけで満足してしまう形骸的なチーム医療にも注意しなければならないと言うことを指摘されました。



第11回勉強会 「子どもの感染症を防ぐには〜予防接種普及における多職種連携〜」

石和田稔彦氏(千葉大学医学部小児科 講師(小児科医))

小児に接種されるワクチンの接種率向上のための多職種連携アプローチについてお話しいただきました。